住宅ローン・任意売却のメリット・横浜
住宅ローンの支払いに困った時
住宅ローンの返済が困った時、「何か手がないか?」と思い、インターネットで検索エンジンにかけてみる方は多いと思います。
よく見かける言葉として以下の言葉をよく見かけると思います
① 競売
② 任意売却
③ 自己破産
④ リースバック
⑤ 親子間売買
⑥ 個人民事再生
⑦ リスケ(リスケジュール)
この中で①~③がオーソドックスな形、④~⑦は様々な要件が必要になります。
支払いが苦しい・滞納している時に考えてみて欲しいこと
金融機関は一環して「借りた金は返す」この姿勢を崩すことはありません。
正論です。誰にも覆すことができない正論です。
住宅ローンの支払いが苦しい時、またはすでに払えない時よく考えてもらいたいのはたった1点です。
この苦しい、払えないは一時的なものなのか?
継続的なものなのか?
是非この点を深く考えてみてください。(深くです)希望的観測は捨て、紙に数字を書き出すことです。
いくら入って、いくら住宅ローンを払い、いくらで生活しなくてはいけないのか?
また、その生活をあと何年、何十年するのか?
子供がいれば、子供の学費も考える必要があるでしょう。
蓄えも多少は必要になります。
上記の①~⑦を検索する前に(検索する必要は全く無し)このことをしっかり考え
腹に決めることです。
維持するのか?(維持できるのか?)
手放すのか?
結論からいえば、維持するにもリスク、覚悟が必要であり、手放すのも同じことが言えます。
住宅ローン返済に魔法の一手は絶対にありません。上記①~⑦には全てに一長一短があります。
簡単に一番のデメリットだけあげます
⑦リスケ
・滞納が始まってる方は難しい ・始まってない方は滞納しそうな2ヶ月前には金融機
関に相談に行く ・5年前後の延長はほとんど月々の返済が変わらない
・問題を先送りしただけなので老後破産の可能性あり
⑥個人民事再生
・そもそもハードルが高い(個人的にはかなり高いと思っています)
・弁護士の腕あり ・認められなくても弁護士費用
⑤親子間売買
お子さんが納得していれば問題はなし。しかし、子供の結婚への影響・結婚同居問題・同居介護問題等、同居ならではの問題あり
⑥リースバック
・残債が多い方には全く向かない ・バックできた方を見たことがない(私は)
任意売却の一番のメリット(手放す・再起を決めた方)
手放す・やり直そうと決めた方が、一番最初に素早くやらなければいけないことは
売却したらいくら損失が出るかを知り、受け入れ、計画を立てること。
損失が解らないうちにあなたがスタート台に立つことはない
どの位地から再スタートをきるのか?どのくらい負債を負うのか?これを知らずに始められるでしょうか?終わりでは無く、始めるのですから。
いくら返済が残るかが解り、月に入ってくるお金と家計簿(住宅ローン、固定資産税等はなくなる)をにらめっこして、捨てる物(余計な出費)は全て捨て、いくら月に残るのか?または残らないのか?今後、いくらの家賃に住むのか?食費はいくらにしなければならないのか?等々。
全て書き出し、死ぬほどシュミレーションしてみてください。
ご自分の生活、今後です。
自己破産するとか、リースバックするとか、そういった話はその後の話になります。
「競売でも任意売却でも家は無くなるんだからどっちでもいいよ」
こう話す方がたまにいます。正論だと思います。確かに家はなくなります。
ただ家がなくなるとあなたの全て終わりなのか?と聞きたくなります。
人はどんな状態でもまた幸せを願う
ローンが払えなくて家を失う人もいます。
天災で家や家族を失った方の中にも終わりたいと思っている方はいるかもしれません。
が、人間はまた幸せを願う生き物だと私は思います。
だって、大きい、小さいは別に幸せを感じるために、または感じたいたいから生きていませんか?(不幸に生きるのが夢 という人を私は知りません)
(再出発して、「また家を買おうよ」とかの話ではありません。家族が安定した生活が送れれば幸せだと思います)
まとめ
① 自分達のスタートラインを早く確定させる。確定させたら自分達の描く理想的な生
活に向け、シュミレーションにシュミレーションを重ねる。目標・計画を練る。
捨てる習慣、捨てる無駄、捨てる物(車等)捨てる物は全て捨てきる。
② 不足があるなら、補う方法を考える・相談する。補う方法は国の法的利用、自治体
利用、親援助、各種専門家 等々。
任意売却の一番のメリットは競売よりも高く売れるとかではなく、
スタートラインを確定させるのに一番向いています。(再スタートに向けて)
一般売買なので、売却が通常は競売よりは早い
競売だと、現在無理してローンを支払っている方だと終わる迄に
一年半はかかるでしょう。
ps:
昔呼んだ本に「人間の忘却期間は3」といった内容の科学者の本がありました。売れた本だと思います。
人間は3日、3週間、3ケ月こういった時間軸の中で忘れていくそうです。(自分にとっての重要度違いはあれ)3ケ月経つと完全に忘れるそうです。
逆を言えば、3日、3週間、3ケ月と習慣や計画を続けられれば、忘れない習慣や計画になるのではないでしょうか?
ご自分達で立てた計画を実行・継続し、以前とは比べものにならない貯金、
以前とは比べものにならないような夫婦仲を手に入れた方を私は見ています。
目標のある人(家族)はやはり強いし、かっこいいし、応援したくなる。
あなたは今、ピンチではなくチャンスかもしれない?
想像してみてください
あなたの思う最高の生活や最高の家族の姿を
現在、気持的に落ち込み、真っ暗な方もいるかもしれません。
「明けない夜はない」月並みですが私はつくづくそう思います。
一寸先は光なり