住宅ローン・離婚・父親
離婚に伴う住宅ローン相談を受けている時に、、、、
住宅ローンに関する相談を受けている時、夫婦喧嘩が起きることは
珍しいことではありません。
特に「離婚理由」「住宅ローンの返済が苦しくなった理由」が一方的に相手にある場合
怒りも頂点に達し、罵声が飛び交い口論に。
しかし、これはまだいい方です。一番困る、問題を複雑に大きくしてしまうのが
女房が勝手に断りも無く、子供を連れて出て行く、実家に帰ってしまう。
これが起きると「住宅ローンの問題」などはどこ吹く風
当たり前の話ですが、どの親も自分の子供はかわいい。父親であっても母親であっても。特に小学校低学年あたりまでは生意気な口をきくこともなくかわいい盛り。
また最近のお父さん、全体的に子煩悩な方が多い。
父親の一番気になること
離婚に至るまでは、ある程度時間もあり、考える時間もあります。
元々は他人が同じ屋根の下に暮らす結婚生活。破綻を受け入れるのにさほどの
時間はかからないかもしれません?
しかし、どうしても受け入れがたいのが子供と離れること。
こういったお父さんは多いのではないでしょうか?
そもそも親権を取ることが、仕事の都合や日本の法律上難しい父親の親権問題。
勿論どのお父さんも知っているわけですが、そこに油を注ぐのが
「子供を勝手連れて行かれる」という行為。
怒りとさびしさが相容れ合い怒り・憎しみも頂点へ
こうなると今後の話合いは全て感情論。
前進しません。
私の友人達
私の友人が2人ほど40代で再婚しました。残念ながら2人とも2度目の破綻。
2人とも女の子の子供を授かりました(現在小学校低学年)
生まれた時からよくこう言ってました
「やばいくらいかわいい」
2人とも奥さんが子供を引き取っていますが、2人とも奥さんの住まいから
20~30分以内の場所に賃貸住宅を賃借。
彼らの楽しみは金曜の夜から娘を引き取り、日曜日まで娘と遊ぶこと。
毎週、どこかに行く計画に抜け目なし。まさに娘中心の生活、娘に気に入られるように努力しています(笑)
大事なのは奥さんの理解と奥さんへの養育費等を含めたしっかりとした生活支援。
意外なことですが、最近はまた奥さんとも仲が良好。
仲良い方が子供も喜ぶそうです。(当たり前ですよね)
父親にとっての面会交渉権
今まで家族のいた家に、一人でいることはやはり寂しいことです。
仕事から帰ってきても一人、食事も一人、休日も一人、、、
この寂しいという感覚、実は男の方が圧倒的に弱い。
現在、親権問題を法律的に争うと父親が親権を取る確率は20%前後と弁護士に聞きました。(乳幼児になるとその確率は落ちる) 基本的には母性優先の原則
ここからは非常に私感的な話になりますが、離婚時に大事なのは 子供とお金
大きく分ければこの2つ。
小さな子供がいる父親・母親にとって、
引き取る方はお金の問題(生活支援)
引き取らない方は面会交渉権(いつ、どうやって、どのくらいあえるか?)
このお互いの望みをお互いによく理解し、話合いをすれば
司法の手など借りる必要が無いと思います。
お互いが一番大事なことから1つずつ決めていく。
一番大事なことが合意できれば、あとは意外とすんな行く気も、、、
よく話し合った結果を昨日書いたように
公正証書に書き残せばよいだけです。
公正証書の費用はさほどしません。
子供の問題がこじれると
全体的こじれやすい気がします(話が進まない)
離婚・慰謝料・養育費用・住宅ローンの返済問題等々の問題が停止
特に父親は、、、、
PS:
私の友人の妻の意見
「娘の人気取りばっかりやって困る」
「甘やかせ過ぎて、帰ってきてからわがままで困る」
「所詮、いいとこ取りじゃない」
「私にはケチだったくせに、娘には何でも買う」
「私が犬が欲しいと言った時には買わなかったくせに、娘に言わせたら
あのバカすぐに買ってきた」
実際の元奥様のご意見です。
お父さん、お気をつけください