一寸先は光なり

不動産全般・住宅ローンに不安のある方へ

今後、マイホーム購入を検討している方へ

(毎日反省中のアンナちゃん、友人と茅ヶ崎にて)

 

今後、マイホーム購入を検討している方へ

「持ち家を持つのと一生賃貸とどっちが得ですかね?」
「最近、都内のマンションは高騰していて今は買わない方が良いですか?」
「新築住宅と中古住宅どっちが得ですか?又はメリット、デメリットは?」
「親と親の土地に某大手ハウスメーカーで2世帯住宅を検討していますが、
自分たちは自分たちで持ち家を持つか迷っています?」

 

こういう内容の質問をたまに聞かれますし、皆さんも考えたことがあるかもしれません。

住宅購入(不動産)を金銭的な損得だけで考えれば「絶対に買わない方がよい」と強く断言できます。住宅を購入するということはあなたの人生に非常に大きなリスク、制限を長年与えます。縛られます。

 

また資産価値の観点から見ても価値を受益できる住宅購入者はほとんどいないでしょう。(都内の1等地城南、城東を除く)日本の不動産事情を考えた場合、一番のネックは建物の価値が年々落ち、住宅ローン完済時には、おそらく限りなく0に近い(実際は築25年で価値は無。欧米諸国とは全く逆ですが今後、日本の中古住宅の価値は変わると思います。いつかは解りません。)

 

自動車購入時、残価設定プランという商品を目にします。3/5/7年とか選べると思いましたが、この商品または自動車業界が素晴らしいと思うのは
不動産でいう「出口」がはっきりしています。

 

ある程度所有年数によって「売れる金額」「買い取る金額」を明確にしていることです。それにより消費する金額が解ります。損をする金額が解るのであとはそれを受け入れるか?入れないのか?の判断になります。

 

自動車より遙かに高額なマイホームを実は売れる金額を知らずに購入しているというのが日本の実情です。(欧米諸国は中古住宅市場の需要、供給が多いため売れる金額を予想・把握して購入します。よって転売により利益を出すエンドユーザーも相当数います)

不動産であっても3、5,7年後、くらいであれば売れる金額を予想することは今までは難しいことではありませんでした。しかし今後は5年後、7年後となると以下の理由により大きくその予想価格を下回る可能性、危険性が増大しています。

 

30年後大きく下落ならば諦めもつきますが、5、7年程度大きく下落すると諦めがつきますか?

 

その理由

 

1:人口減少・高齢社会に伴い圧倒的な需要減少、供給過                                    

   

 

2:高齢社会により相続不動産供給過多

 

3:空き家問題

 

4:オリンピック終了後の2022年生産緑地解除問題

 

5:土地価格下落が始まると「下落期待」による買控えに       

    よる更なる下落

 

明日から1つ1つこの問題を考えてみたいと思います